-------------●ここは鋼の錬金術師「ロイ×エドSSリレー企画」の二次創作サイトです♪●-------------※全ての画像・テキストの無断掲載持ち帰りはしないでください・初めての方は「about」をお読みください※since07/10/25
◆ about (1) ◆ 拍手について(1) ◆ お題(長編)・その①「カワウソロイの恩返し」完結(17) ◆ お題その②「コールドレイン」完結(29) ◆ 鉛筆ロイと消しゴムエド(完結)(3) ◆ 黒ねこロイと金の子猫(12) ◆ 叔父(教師)ロイと甥っ子受験生エド(非公開)(0) ◆ 短編・シリアス(1) ◆ 短編・パラレル(1) ◆ gallery(9) ◆ 拍手お返事部屋(21) ◆ カステラ通信(40) ◆ 雑記(6)
プロフィール
HN:
ロイエド好き6人組!
性別:
女性
リンク
最新コメント
[03/11 つぐみ]
[03/11 つぐみ]
[02/20 七緒 樹]
[02/19 NONAME]
[02/16 まいこ]
[10/08 ノリヲ]
[10/08 まいこ]
[05/29 NONAME]
[05/23 まいこ]
[03/05 まいこ]
カウンター
カテゴリー
ブログ内検索
最古記事
(10/25)
(10/26)
(10/27)
(10/28)
(10/28)
アクセス解析
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
一瞬だった、それはきっと瞬き一つの間ぐらいだったかもしれない。
けれど自分はそれを見逃す程に、生ぬるい人生など送ってきたつもりはない。
フィオレッナの瞳が揺れた。
動揺か・・・それとも別の要因か。
同じく視野の中に入れていたファルザーノは眉一つ動かさなかったあたりさすがである。娘とは越えてきた修羅場の数が違うのだろう。
だが、フィオレッナの反応だけで十分だった。
知り合いだ、と確信する。
それも「面識」程度のものではない。
恐らく、それも何だかの繋がりがあるに違いない。
この親子が利益なしで誰かと関わりを持つことはないだろうが、その利益がわかり易く露見するには軍の大佐である自分以上にあまりにもキケンな相手だろう。それを考えれば私的な個人的な関係だろうか?
ヒューズを通してエドワードのことを頼んだ折、そんな話は聞いていないんだが・・・と内心舌打ちする。
「面白そうだからのってやる」と投げ捨てるように言った彼女の口調が強烈だったと、悪友は苦笑いしていた。
「軽い、面識程度にはね・・・」
とファルザーのは笑った。嘘をここまで綺麗につき通す男を自分は今だかつてみたことはない。この男が渡ってきたこれまでの人生を物語っているようで正直ゾクリと背中に冷たいものが走った。
「ええ、そうですわね。とても素敵なお姉さまでしたわ」
と貼り付けた笑顔でそう答えるフィオレッナのほうが余程人間らしさを感じる。
しかし・・・これはこれは、気をつけないと自分もあの女王様に足元をすくわれかねない。あの女王様も厄介なところと繋がっていたものだ。
だが、もうサイは投げられた。
誰にも止められない、進むしかないのだ。
扉が開いた。
それまで少し遠かった司会者の声がはっりとクリアに聞こえてくる。
「それでは本日最後となりましたその商品は・・・・」
その言葉に促されるように立ち上がり、開いたドアへと歩を進める。
「ご自分を安売りまでして、助けるあの子の価値とは・・・いかほどのものかしら」
誰に問いかけたともわからない口調で、ロイの背に投げられた言葉。
思わずかけられたその言葉に立ち止った。
「あの子を人形程度にしか扱えない貴方には、その真価は図れないでしょう。あれは手駒としても術師としても実に使い勝手のいい部下だ。手放すには惜しい・・・・・」
本音と建前を織り交ぜながらそう答えた。
「ああ、一つ訂正を」と言いながらロイは振り返った。
「私は、安い男ではないですよ?見くびって頂いては困る。何しろあなたの伴侶となる男ですからね」と静かな宣戦布告を残して。
暗いそのホールの中、まるで舞台さながらのスポットライトの光があてられたその場所に・・・・・ロイは進み出る。
「ロイ・マスタング・・・・地位は大佐です。国家錬金術師で二つ名は焔。どうぞ皆様お見知りおきを・・・」
とまるで舞台挨拶思わせるような仕草で一礼すると・・・不敵に笑った。
さぁ、宴とやらの仕上げを始めようじゃないか?
_________________________________
と、いう訳でオークションまで辿りつけなかった・・・(殴っ)
・・・・後は頼んだぞ友よっ。←こらっ
つぐみ拝
けれど自分はそれを見逃す程に、生ぬるい人生など送ってきたつもりはない。
フィオレッナの瞳が揺れた。
動揺か・・・それとも別の要因か。
同じく視野の中に入れていたファルザーノは眉一つ動かさなかったあたりさすがである。娘とは越えてきた修羅場の数が違うのだろう。
だが、フィオレッナの反応だけで十分だった。
知り合いだ、と確信する。
それも「面識」程度のものではない。
恐らく、それも何だかの繋がりがあるに違いない。
この親子が利益なしで誰かと関わりを持つことはないだろうが、その利益がわかり易く露見するには軍の大佐である自分以上にあまりにもキケンな相手だろう。それを考えれば私的な個人的な関係だろうか?
ヒューズを通してエドワードのことを頼んだ折、そんな話は聞いていないんだが・・・と内心舌打ちする。
「面白そうだからのってやる」と投げ捨てるように言った彼女の口調が強烈だったと、悪友は苦笑いしていた。
「軽い、面識程度にはね・・・」
とファルザーのは笑った。嘘をここまで綺麗につき通す男を自分は今だかつてみたことはない。この男が渡ってきたこれまでの人生を物語っているようで正直ゾクリと背中に冷たいものが走った。
「ええ、そうですわね。とても素敵なお姉さまでしたわ」
と貼り付けた笑顔でそう答えるフィオレッナのほうが余程人間らしさを感じる。
しかし・・・これはこれは、気をつけないと自分もあの女王様に足元をすくわれかねない。あの女王様も厄介なところと繋がっていたものだ。
だが、もうサイは投げられた。
誰にも止められない、進むしかないのだ。
扉が開いた。
それまで少し遠かった司会者の声がはっりとクリアに聞こえてくる。
「それでは本日最後となりましたその商品は・・・・」
その言葉に促されるように立ち上がり、開いたドアへと歩を進める。
「ご自分を安売りまでして、助けるあの子の価値とは・・・いかほどのものかしら」
誰に問いかけたともわからない口調で、ロイの背に投げられた言葉。
思わずかけられたその言葉に立ち止った。
「あの子を人形程度にしか扱えない貴方には、その真価は図れないでしょう。あれは手駒としても術師としても実に使い勝手のいい部下だ。手放すには惜しい・・・・・」
本音と建前を織り交ぜながらそう答えた。
「ああ、一つ訂正を」と言いながらロイは振り返った。
「私は、安い男ではないですよ?見くびって頂いては困る。何しろあなたの伴侶となる男ですからね」と静かな宣戦布告を残して。
暗いそのホールの中、まるで舞台さながらのスポットライトの光があてられたその場所に・・・・・ロイは進み出る。
「ロイ・マスタング・・・・地位は大佐です。国家錬金術師で二つ名は焔。どうぞ皆様お見知りおきを・・・」
とまるで舞台挨拶思わせるような仕草で一礼すると・・・不敵に笑った。
さぁ、宴とやらの仕上げを始めようじゃないか?
_________________________________
と、いう訳でオークションまで辿りつけなかった・・・(殴っ)
・・・・後は頼んだぞ友よっ。←こらっ
つぐみ拝
PR
この記事にコメントする
友よ!
友よ、後は任せろ!(←や、嘘ですごめんなさい)
いえ、こそっと挙手させて頂きます。ええ、こそっと…こっそり…。
それにしても、投稿速度がなんてお早いの!しかも、おぉ複線が広がっていますYO!
そして、おぉロイ!なんてかっこいい商品なんだっvv
ちなみに、人身売買の場合スタート値はいくらからなのでしょうか?
さすが、つぐみ様のロイです(^^)
いえ、こそっと挙手させて頂きます。ええ、こそっと…こっそり…。
それにしても、投稿速度がなんてお早いの!しかも、おぉ複線が広がっていますYO!
そして、おぉロイ!なんてかっこいい商品なんだっvv
ちなみに、人身売買の場合スタート値はいくらからなのでしょうか?
さすが、つぐみ様のロイです(^^)
無題
まいこさん
おおおおっ、練成早っっ!!!!
こちらにコメントレスより早く次がアップされておりますよーっ(>_<)
それにしても本当にロイが商品だったら、腐女史の皆様はきっとお金に糸目をつけないでしょうね。爆
いやー、そんなオークションだったら是非覗いてみたいですね。
ところでまいこさん「様」はやめてください~っ・涙(切実っ)
******
ノリヲさん
ノリヲさん、カッコいいなんて勿体無いです、有り難うございます♪でも「ぼぅっと」ですか???汗
大丈夫でしょうか?このところ体調も崩されていたみたいですし。毎日本当に暑いですし、どうぞあまり無理されないでくださいね。
そしてノリヲさんも・・・あぁどうか「様」はやめてください~涙っ
おおおおっ、練成早っっ!!!!
こちらにコメントレスより早く次がアップされておりますよーっ(>_<)
それにしても本当にロイが商品だったら、腐女史の皆様はきっとお金に糸目をつけないでしょうね。爆
いやー、そんなオークションだったら是非覗いてみたいですね。
ところでまいこさん「様」はやめてください~っ・涙(切実っ)
******
ノリヲさん
ノリヲさん、カッコいいなんて勿体無いです、有り難うございます♪でも「ぼぅっと」ですか???汗
大丈夫でしょうか?このところ体調も崩されていたみたいですし。毎日本当に暑いですし、どうぞあまり無理されないでくださいね。
そしてノリヲさんも・・・あぁどうか「様」はやめてください~涙っ