-------------●ここは鋼の錬金術師「ロイ×エドSSリレー企画」の二次創作サイトです♪●-------------※全ての画像・テキストの無断掲載持ち帰りはしないでください・初めての方は「about」をお読みください※since07/10/25

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さく;ノリヲ
今日も今日とて鉛筆のロイと消しゴムのエドワードは二人仲よくお出かけです。
「では今日は近所の冒険に行こうか」
「えー、近所じゃ冒険じゃねえだろ?」
エドワードは不満そうです。
「そんなことはないとも。家の裏の公園だって随分と行ってないではないか」
公園、と聞いてエドワードはぴくりと反応しました。
そうだ確かにもうずいぶんと公園で遊んでいない。
ロイと公園。それは心躍る提案でした。
「公園!!行きてぇなっ!!」
「よし。ではさっそく出掛けるとしよう」
今日の冒険はどうやら公園と決まったようです。
二人はいつもどおりに手を繋いで出かけます。
トコトコ歩いていくと、公園のベンチに座っていたシャーペンさんに出会いました。
細い字も書けるスマートな奴、と評判の彼です。
鉛筆からシャーペンに乗り換えた者はたくさんいます。
「やあ、小さな消しゴム君。君もダサい鉛筆など捨てて、僕のパートナーにならないか?」
白い歯をきらりと光らせて、シャーペンさんはエドワードに手を差し出しました。
どうやらシャーペンさんはこの公園でナンパをしているようなのです。
エドワードは自分を「小さな」と言われたことにも、
大好きなロイを「ダサい」呼ばわりしたことにも腹を立てました。
何よりエドワードはロイ以外の誰かと手を繋ぎたくなどないのです。
「へっ。パキパキパキパキすぐ折れちまうシンの弱いやつなんてオレは好きじゃねーんだよ」
べーっと舌を出されてもシャーペンさんは動じません。
「確かに僕の芯は細いからねすぐ折れる。だけど、鉛筆さんと違ってこの身が小さくなることはない。
ずっと芯さえ補充すれば僕はなくならずに使い続けることができるんだよ」
だから鉛筆よりシャーペンに乗り換える奴が多いじゃないか、
と自慢げにシャーペンはエドワードを説得します。
ついでにコピー用紙君にも来てもらって、シャーペンの書き味を確かめさせます。
「ほら、こんなに細い線がずーーーーーっと書き続けられるんだよ。
鉛筆はすぐ線が太くなるから使いにくいだろ?」
確かに書き比べをしてみてば一目瞭然です。
コピー用紙さんの上に書かせてもらったロイの線は、
いくら丁寧に書いても最初は細く、次第に太くなっています。
そうして書きにくくなったら鉛筆削りさんの出番です。
先を削ってもう一度書いて、太くなったらまた削っての繰り返しです。
その点シャーペンさんなら、カチカチカチと頭をノックして芯を出せばいいだけです。
芯がなくなれば…そうしたら替え芯を入れればいいだけです。
なんて簡単なんでしょう。
ですがそんな誘いに乗るエドワードではありませんでした。
エドワードは自分がケシカスになるまでロイと一緒に居たいと強く願っているのです。
「オレのパートナーはロイだけだ!!ロイは芯を使い捨てなんかしない。
字だって一文字一文字ていねいに心をこめて書くやつなんだ!
だから、オレはロイがいいんだ。ロイがオレのパートナーなんだからなっ」
大きな声できっぱりと、消しゴムのエドワードはそう宣言しました。
「エドワード…」
鉛筆のロイは嬉しそうにほほ笑みます。
豆消しゴムのエドワードを一ミリでも削らないようにと慎重に慎重に、
心を込めてロイは字を書いてきたのです。
それがきちんとエドワードに伝わっていたことがこの上もなく嬉しいのです。
「は、そうかい。まあ、君らはそうやって昔ながらの道を行くがいいよ。
じゃあ僕は、きれいな色の消しゴムのお嬢さんでも誘いに行こうかなー」
やれやれ、と肩をすくめながらシャーペンさんは去って行きました。
「エドワード」
にこにことロイはエドワードの名前を呼びます。
シャーペンに乗り換えなかったばかりかロイがいいと言ってくれたことが相当に嬉しいらしいです。
「行こっロイ!オレブランコ乗る!!」
走りだしたエドワードの背に、ロイはにっこりとほほ笑みかけます。
自分の身が削れて、消しカスになって消えるまで。
オレはずっとロイのパートナーなんだ。
だからそれまで。ロイとはずっと一緒。
今日も明日も明後日も。ロイとエドワードは仲良しです。
おしまい。
今日も今日とて鉛筆のロイと消しゴムのエドワードは二人仲よくお出かけです。
「では今日は近所の冒険に行こうか」
「えー、近所じゃ冒険じゃねえだろ?」
エドワードは不満そうです。
「そんなことはないとも。家の裏の公園だって随分と行ってないではないか」
公園、と聞いてエドワードはぴくりと反応しました。
そうだ確かにもうずいぶんと公園で遊んでいない。
ロイと公園。それは心躍る提案でした。
「公園!!行きてぇなっ!!」
「よし。ではさっそく出掛けるとしよう」
今日の冒険はどうやら公園と決まったようです。
二人はいつもどおりに手を繋いで出かけます。
トコトコ歩いていくと、公園のベンチに座っていたシャーペンさんに出会いました。
細い字も書けるスマートな奴、と評判の彼です。
鉛筆からシャーペンに乗り換えた者はたくさんいます。
「やあ、小さな消しゴム君。君もダサい鉛筆など捨てて、僕のパートナーにならないか?」
白い歯をきらりと光らせて、シャーペンさんはエドワードに手を差し出しました。
どうやらシャーペンさんはこの公園でナンパをしているようなのです。
エドワードは自分を「小さな」と言われたことにも、
大好きなロイを「ダサい」呼ばわりしたことにも腹を立てました。
何よりエドワードはロイ以外の誰かと手を繋ぎたくなどないのです。
「へっ。パキパキパキパキすぐ折れちまうシンの弱いやつなんてオレは好きじゃねーんだよ」
べーっと舌を出されてもシャーペンさんは動じません。
「確かに僕の芯は細いからねすぐ折れる。だけど、鉛筆さんと違ってこの身が小さくなることはない。
ずっと芯さえ補充すれば僕はなくならずに使い続けることができるんだよ」
だから鉛筆よりシャーペンに乗り換える奴が多いじゃないか、
と自慢げにシャーペンはエドワードを説得します。
ついでにコピー用紙君にも来てもらって、シャーペンの書き味を確かめさせます。
「ほら、こんなに細い線がずーーーーーっと書き続けられるんだよ。
鉛筆はすぐ線が太くなるから使いにくいだろ?」
確かに書き比べをしてみてば一目瞭然です。
コピー用紙さんの上に書かせてもらったロイの線は、
いくら丁寧に書いても最初は細く、次第に太くなっています。
そうして書きにくくなったら鉛筆削りさんの出番です。
先を削ってもう一度書いて、太くなったらまた削っての繰り返しです。
その点シャーペンさんなら、カチカチカチと頭をノックして芯を出せばいいだけです。
芯がなくなれば…そうしたら替え芯を入れればいいだけです。
なんて簡単なんでしょう。
ですがそんな誘いに乗るエドワードではありませんでした。
エドワードは自分がケシカスになるまでロイと一緒に居たいと強く願っているのです。
「オレのパートナーはロイだけだ!!ロイは芯を使い捨てなんかしない。
字だって一文字一文字ていねいに心をこめて書くやつなんだ!
だから、オレはロイがいいんだ。ロイがオレのパートナーなんだからなっ」
大きな声できっぱりと、消しゴムのエドワードはそう宣言しました。
「エドワード…」
鉛筆のロイは嬉しそうにほほ笑みます。
豆消しゴムのエドワードを一ミリでも削らないようにと慎重に慎重に、
心を込めてロイは字を書いてきたのです。
それがきちんとエドワードに伝わっていたことがこの上もなく嬉しいのです。
「は、そうかい。まあ、君らはそうやって昔ながらの道を行くがいいよ。
じゃあ僕は、きれいな色の消しゴムのお嬢さんでも誘いに行こうかなー」
やれやれ、と肩をすくめながらシャーペンさんは去って行きました。
「エドワード」
にこにことロイはエドワードの名前を呼びます。
シャーペンに乗り換えなかったばかりかロイがいいと言ってくれたことが相当に嬉しいらしいです。
「行こっロイ!オレブランコ乗る!!」
走りだしたエドワードの背に、ロイはにっこりとほほ笑みかけます。
自分の身が削れて、消しカスになって消えるまで。
オレはずっとロイのパートナーなんだ。
だからそれまで。ロイとはずっと一緒。
今日も明日も明後日も。ロイとエドワードは仲良しです。
おしまい。
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